県民通販大調査

ジャドマ通販大賞

全3回にわたってお届けした「県民通販大調査」の結果を集計して
ジャドマが勝手に決めた通販大賞!そのランキングを発表します!!

ジャドマ通販大賞

全国47都道府県の20代から60代の男女10,000人に通販の利用状況を聞いた「県民通販大調査」。過去3回にわたって9つのテーマで県別にランキングしてきた順位をポイント化し、1位:47ポイント~47位:1ポイントとして集計した結果、以下のような総合ランキングになりました。

トップ3

福島県が312ポイントを獲得し、「ジャドマ通販大賞」に決定!第1弾から第3弾までの9項目で一度も1位はありませんでしたが、すべての項目で20位以内にランクインし、総合ポイントで見事「ジャドマ通販大賞」に輝きました。2位は「通販でおしゃれ県」で1位を獲得した千葉県がランクイン。「通販大好き県」や「通販で美人県」でも2位と健闘しましたが、「スマホで通販県」「ポイント買い県」で順位を落とし、福島に12ポイントおよばず2位という結果になりました。3位はこれまたダークホースの高知県が獲得。福島同様、各項目でバランスよく高い順位を獲得したのが好結果につながりました。

Check!

ジャドマ通販大賞は、1位の項目はないものの、全項目で上位にランクインした福島が受賞。おめでとうございます。「家電ネット通販県」3位、「通販でおしゃれ県」6位になったのは、新しいものやファッションに関心が高い人が多いからだといえるでしょう。特に、郡山以南の中通り南部は江戸時代、小藩や天領が入り乱れ、藩主の交代も頻繁だったため、常に中央に目を向けていたことから、「進取の気性(積極的に新しい物事に取り組んでいこうという気質)」に富むと言われています。今でも東京志向が強く、東京では今何が流行っているのかと関心を寄せる人が多いのでしょう。また、いわきなど浜通りはほとんど積雪がなく、漁師町が多いこともあってか、東北人気質というより、スケールが大きくきっぷがいいのが特徴。通販で大物家電を思い切りよく買う人が多いのかもしれません。
2位は千葉。「通販でおしゃれ県」1位、「通販大好き県」2位、「通販美人県」2位だったことからもわかるように、男女とも流行に敏感。通販を上手に使って流行をキャッチしているようです。(千葉県民が「通販でおしゃれ県」1位の理由については、通販研究所サイト内の第2弾調査報告にて詳しく語っております。是非ご覧ください。)
3位は高知。男性は「いごっそう(男っぽい)」、女性は「ハチキン(おてんば)」と言われる、豪快で自主性が強い県民性。自分の判断で通販を大胆に利用しているのかもしれません。また、新しいショップや飲食店がオープンするたびに行列ができるなど、新しいもの好きで、流行に遅れてしまうことを嫌うプライドの高さもありますので、最新のものが手軽に手に入る通販はぴったりなのかもしれません。

矢野新一先生プロフィール

1949年東京生まれ。専修大学経営学部卒業後、市場調査会社を経て、(株)ランチェスターシステムズに入社。チーフコンサルタントとして活躍後、1985年に独立。1990年には(株)NO.1戦略研究所を設立。現在に至る。マーケティング販売戦略の第一人者として東奔西走中。著書は県民性本を合わせて50冊。

都道府県総合ランキング

県民性については、「昔はそうかもしれないがネット時代の今は…」という意見もありますが、地域によって価値観も趣味嗜好も違う-つまり売れるもの、売れないものがあると思います。日本人の主な消費活動の一つである、通販においても、県による違いがはっきり表れました。この調査では、県によって通販で買う買わない商品があったり、通販の使い方が異なる要因を、県民性から紐解きました。読んでいただいた方が、県民性からその県のことを知りたくなったと思っていただけたら嬉しいです。ありがとうございました。

県民通販大調査の各報告はこちら
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